こんにちは、imakamiです。
LinuxCNCを使ってCNCフライスを動作させていましたが、制御に使っているPCが古くいつ壊れるかわからないので代わりのPCを探していました。
電気屋でたまたま安売りされていたマザボにパラレルポートが付いていたので買って試してみることにしました。
気になるお値段はメモリが4千円くらいマザボ9千円くらい。中古のケースが6千円くらい、ACアダプタ3500円くらい。HDDはあまり物です。電源内臓のケースだと思って買ったら、ACアダプタが必要な仕様で予想外の出費に。
乗っているCPUはCeleronのj1900という4コアのCPUでatom系らしいです。シマリス技研さんのHPによるとatom系はレイテンシーテストでも良い数字が出ているとのこと。
さっそく最新のLinuxCNCをインストールして試してみました。
720pのYoutube動画を再生しながらだとこのくらいの結果でした。あまり良い結果とは言えない?
その後起動オプションでisolcpusの値を変更するとレイテンシーが向上するという話を聞いたので試してみました。
まずはノーマル状態。latency-histogramという遅延をグラフ化してくれるツールを使っています。
そこにglxgearsを起動して負荷をかけるとこうなります。
確かに使うCPUコアを制限することによって、レイテンシーが向上しています。ここでisolcpus=0,1にすると、逆に悪化しています。原因がよくわかりませんがパラレルポートに使うCPUと重なったせい?
latency-testでの数字はこうなりました。
isocpus無し 通常時1667/4341 負荷時5040/9920 isocpus=1,2,3 通常時872/3910 負荷時1029/4126 isocpus=2,3 通常時920/3934 負荷時1923/4190 isocpus=3 通常時1008/4263 負荷時2783/9968 isocpus=0,1 通常時2505/7590 負荷時5775/9946
実際の作業時には3コアくらいにして試してみたいです。もう少し試行錯誤してみたいところ。